ビーグル

適度な運動が必要なビーグル

ビーグルはセントハウンドといわれる、嗅覚で獲物を追いかける猟犬の一種で、家庭犬であっても毎日運動させることが必要となる犬種となっています。
散歩は定期的に行うだけでなく、飛ぶ必要があるスポーツなどを取り入れていくことによって、筋肉質なビーグルにしていくことができるでしょう。
気質もビーグルは比較的愛想がいい犬種となっており、人間であったり犬同士のコミュニケーションも上手な傾向にあります。

ビーグルはいずれも可愛らしい顔立ちとなっていますが、性格をみていくと非常にやんちゃで常に元気です。
狩猟犬として活躍していたビーグルは、じっとしていられないことが多いです。

そしてかまって欲しいと人間に対してアピールを続けていったり、飼い主を追いかけていったり活発な性格を持っています。
その他にも淋しがる一面を持っていますが、ペットとコミュニケーションを取りたい時にはおすすめの犬種となっています。
しかしビーグルは無駄吠えが多い犬種ですので、番犬として飼おうとする時には注意しなければなりません。

ビーグルをしつけていく中で大切なのは、飼い主がビーグルよりも偉いと理解させなければなりません。
理解させることで散歩をしている時にリードを引っ張ったり、無駄吠えが少なくなります。
さらにしつけていく中で、大声で叱らないようにすることがポイントです。
淡々とビーグルに対していけないことと伝えると、徐々に理解することでしょう。

病気に強いがかかりやすい病気がある

一般的に寿命が長いビーグルですが、かかりやすい病気として椎間板ヘルニアであったり、目の病気として白内障や緑内障そして網膜萎縮などといった病気に気をつけなければなりません。
常にコミュニケーションを取る中で変化があれば見逃さないようにしましょう。

寿命は15年ほどあるビーグルですが、発病率が低い犬種としても知られています。
さらに診察可能な動物病院も全国各地で多い点も長生きできるポイントです。

病気だけでなくビーグルは食欲が旺盛となっているので、飼い主が食事のバランスについて考えていかなければ肥満となってしまいます。
肥満になると糖尿病を発症してしまうこともあるため、食事については気をつけていくようにしましょう。

ビーグルを飼う時に気をつけるポイント

とにかくビーグルの購入する時は、性格がマイペースなので引き込まれて人間が立場が弱いと感じさせないようにしましょう。
ビーグルは元々狩猟犬ですので、人にも慣れやすいだけでなく頑固です。
しつけも難しいため、上手くできないと病気を発症してしまうこともあります。

飼う前にビーグルの性格などを詳しく学ぶようにしましょう。
病気などを避けていくこともできるため、健康な状態を保てるようにしていきましょう。

パグ

人間のような性格を持つパグと暮らす

まるで人間のようであるとパグとの生活で口コミを出す飼い主もいるほど、人間と密着した暮らしをしているのがパグです。
バグは表面が平らとなっており、顔の凹凸についても他の犬種と比較しても少なくなっています。
そして丸くクリッとしている目や横に大きく開く口は、パグの表情をより豊かにしていくことでしょう。

これが人間の顔のように見えて、パグに親しみを持てる理由となるのでしょう。
興奮していくとパグはフガフガと、非常に賑やかな息使いになっていきます。

これもパグの愛嬌となっていると感じて、飼っている人が多いです。
表情が豊かなように見えるパグですが、他の犬種と同じように様々な病気にかかることがあります。
その中にはパグがかかりやすい病気もありますので、獣医にみてもらうことも重要となっていくことでしょう。

パグがかかる病気で最も危険なパグ脳炎

パグにとって大敵な病気も色々とあります。
かかりやすい病気として特に気をつけたいのが呼吸障害だけでなく、パグ脳炎といわれる壊死性髄膜脳炎という病気です。

特にパグに多く見られ、この病気が見つかった当初はパグにのみ発症する病気と考えられていたため、パグ脳炎という呼び名が定着しました。
現在はパグだけでなくマルチーズなどでも発症することがわかっていますが、この病気は回避しなければなりません。

パグ脳炎は脳全体にわたり壊死もしくは炎症を発生していきます。
そして痙攣や失禁、時には歩行困難などを引き起こしてしまうため、神経症状にダメージを与えていく慢性的な脳疾患となっています。

この病気は生後1年未満から7歳程度まで発症していくことが多くなっており、早いと数日かからずに死に至ってしまうことがあります。
パグ脳炎は何の前触れもなく発症することがあり、日常生活において急に神経症状が現れてきます。
遺伝性の疾患の可能性があると思われていますが、原因が明確になっていない状況となっています。

さらに大きくて、突出しているような目でも、パグはトラブルを引き起こしてしまうケースが多くなっています。
眼球において最も表層となっている角膜が、空気に触れて炎症を引き起こす角膜炎などがあります。
異常を感じるようであれば、すぐにでも動物病院へ向かうようにしましょう。

日常生活の手入れは事情に大切

パグは短毛犬種となっていますので、手入れはさほど大変ではありません。
ブラシを使ったり、全身を蒸しタオルを活用して拭いていくようにしましょう。
皮膚に刺激を与えていくことで、病気に対しても強くなっていきます。

こまめなブラッシングが必要となりますので、手入れを怠らないようにしていきましょう。
不潔になれば湿疹などのトラブルを引き起こしますので、常に予防が重要となっていきます。

ドーベルマン

血気盛んなイメージが有るドーベルマン

黒い毛色が特徴的なドーベルマンというのは、全体的に引き締まっている体が印象的です。
また非常に賢く、優秀な頭脳を持っていて番犬として人気が高くなっている犬種です。
世界各国でも飼われていますが、しつけや飼育に関する方法などを理解しておかなければ、上手くコントロールをすることができません。

それなりの経験と知識、さらに技術も必要になっていきます。
非常に見た目が怖いイメージを持つドーベルマンですが、非常に利口で警戒心が強くなっていることがイメージの発端となっています。

しかし警戒心を解くと、ドーベルマンは優しくて人懐っこい一面を持っています。
イメージとかけ離れた甘えん坊な性格を見せることもあるでしょう。

癖も色々とあり、噛み癖や引っ張り癖といったものがあります。
また飼い主に対して忠実だけでなく好奇心も非常に旺盛です。

飼いやすい犬種となっていますが、オスだと70センチ前後、メスでも65センチ前後となっています。
いずれも筋肉質で直線的な口角のラインが特徴的となっています。

ドーベルマンがかかりやすい病気

皮膚関連の病気にドーベルマンはかかりやすいです。
主には部分脱毛や濃皮症、さらには毛包虫症や湿疹などといったものがあります。
さらにドーベルマンは遺伝的な病気もかかりやすくなっており、主にや脊椎すべり症であったり骨形成不全などを発症することがあります。

皮膚や関節の病気がドーベルマンは気をつけなければならない病気ですが、それ以外にも心臓の病気があります。
時折症状がひどくなると脱毛するケースもあるため、日頃の手入れなどを行う時に、変化が起こっていないかチェックする必要もあります。

購入する時には遺伝の影響もあるので、ブリーダーより親の犬がどのような健康状態となっているか、そしてかかった病気などをあらかじめ聞いておくようにしましょう。
遺伝性の病気があるかどうかで、ドーベルマンを飼うか判断するようにしなければなりません。

純血種のだと病気にかかっている可能性が高くなっています。
したがってドーベルマンを飼う時に純血腫だと健康管理が非常に大切となります。
定期検診を行うだけでなく、日頃から行動や体型に変化がないかをチェックすることが大事となっていきます。

ドーベルマンは常に運動させる

ドーベルマンは運動していくことが重要で、運動不足となると病気の元凶になってしまいます。
成犬になると朝晩でジョギングなどをしていくようにしましょう。
十分に走らせていかなければなりませんが、長時間運動することができない時は安全な場所を利用して、ボールを投げて取ってこさせるだけでも構いません。

ただ子犬だと過激な運動を行わないようにしましょう。
骨折などを発症することがありますので、常に注意していくことが必要となります。

ダルメシアン

特徴的なダルメシアンの体

全体的に白い体毛を施しているだけでなく、黒い斑点があるダルメシアンは世界各国で愛されている犬種です。
黒い斑点はそれぞれのダルメシアンで違ってきますので、多くダルメシアンを飼っている人は見分けがつきやすくて好都合となっています。
好みの斑点があれば、全く同じ斑点で揃えていく飼い主も多いです。

ダルメシアンの体毛は全体的に短くなっており、脂肪分も少なくなっている細形の体型が特徴的となっています。
当然ながら動作も脂肪が少ないため機微となっており、人類と長く付き合っている犬種です。

犬が苦手意識を持ってしまう馬を、ダルメシアンはしっかりと誘導することができますので安心して飼うこともできるでしょう。
またダルメシアンは遊び好きという面も持っており、仲間やリーダーをすぐに理解して仲良くなっていく一面もあります。

スキンシップがダルメシアンは好きで、疲れを感じずに遊ぼうとしていきます。
そしてダルメシアンは自分が作っているテリトリー以外の相手については警戒心が強いです。
番犬にもなりますが、攻撃的な態度をダルメシアンは示すことが多いでしょう。

ダルメシアンが発症しやすい病気

ダルメシアンが日常生活でかかりやすい病気をみていくと、代表的なのが結石です。
それも尿結石など種類が豊富になっていますが、多くある犬種の中でも結石は珍しい病気となっています。
人間には多い病気ですが、結石がひどくなってしまうとダルメシアンも痛みをひどく生じていきます。

発症しやすい理由を見ると、ダルメシアンというのは尿酸が分解できる力が極端に弱くなっており、尿路を中心に結石が生まれていきます。
遺伝によって発症するケースが多くなっていますが、これは飼い主が気を配ると避けていくことができます。

病状が進むとストレスがダルメシアンは溜まって徐々に元気をなくします。
また運動不足になってしまうため、肥満になってしまうこともあります。
定期的に獣医に診察をしてもらい、手術を決断しないといけないシチュエーションも出てくるでしょう。

ドッグフードなどに気をつける必要がある

ダルメシアンに与えるドッグフードについて、カルシウムを多く含まないようにしていきましょう。
摂り過ぎてしまうと結石が生まれやすくなりますが、カルシウムが多くなってしまうと消化ができなくなって徐々に体内に溜まります。

大事な栄養素ではありますが、ドッグフードで調節をしていくようにしましょう。
栄養バランスなどを飼い主が判断しなければ、ダルメシアンの体調が著しく悪化します。

そして獣医が勧めるドッグフードであれば、積極的に取り入れていきましょう。
食事の回数もダルメシアンは、最大で1日2回程度としていかなければなりません。

シーズー

長い毛並みが美しい犬

多くの家でペットとして飼われているシーズーは、特徴として美しい長毛があります。
これを魅力と感じて飼っている人も多い犬種となっています。
シーズーは長い被毛を持っているだけでなく、見た目についてもアレンジが可能なため世界各国で人気が高くなっています。

そんなシーズーですが、寿命は平均でおよそ15年程となっています。
犬の平均寿命においても、平均的な寿命といえるでしょう。
飼い方によっては、平均以上に長生きする可能性がありますが、ペットフードなどを過剰に与えたり飼育環境が悪化すると短命に終わってしまうこともあります。

餌となっているペットフードでは、シーズーの年齢や体型に合わせていかなければなりません。
成分を考慮しながら、シーズーに合わせながら与えるようにすると、健康が常に維持されるようになっていきます。
肥満にも気をつけなければ、あっという間にかかりやすい病気を発症します。

シーズーがかかりやすい病気を知る

犬種の中でも人気が高いシーズーですが、かかりやすい病気も色々とあります。
まず気管虚脱という病気ですが、これは犬特有の病気となっています。
呼吸ができるように気管が筒状になっていますが、これが変形して呼吸困難となってしまう病気になります。

原因として遺伝や肥満、さらには老化などが挙げられます。
一回つぶれてしまうと、気管はどうしても元に戻すことができないので、シーズーのケアは幼い頃から行わなければなりません。

主立った予防法として、肥満に気を付けていくだけでなくドックフードも栄養の偏りを減らすようにしましょう。
また首輪がきつく締めていないかチェックしたり、生活しやすい適度な温度や湿度を設定していきましょう。

次にシーズーがかかりやすい代表的な病気として、緑内障があります。
人間も発症してしまう病気ですが、眼球が飛び出していき視野が徐々に狭くなっていく病気です。

症状がひどくなっていくと失明する恐れもありますが、一回発症すると痛みでシーズーが頭を触る時に嫌がったり、視界が見えづらくなっている行動を見せることがあります。
有効な医療法も緑内障では見つかっていないため、シーズーを定期的に検査へ連れて行くようにしましょう。
ドッグフードもビタミンCが多くならないように変えていきましょう。

熱中症もシーズーは要注意

熱中症もシーズーはかかりやすい病気となっています。
毛が長くなっているだけでなく、全体的に密集した状態となっているシーズーは、夏になると熱中症にかかりやすくなってしまいます。
室内温度を気を配っていきながら、シーズーの体調管理を行っていきましょう。

状況によっては体温の上昇や脱水症状だけでなく、ショック死を最悪の場合引き起こす事例もあります。
気温が高くなっている時は気をつけなければなりません。

ゴールデンレトリバー

穏やかで愛嬌のある犬種

愛くるしい顔が飼い主を常に癒やす、優しい表情が非常に魅力的ということで飼っている人が多いのがゴールデンレトリバーです。
しかし飼っていく上で、寿命の目安であったりかかりやすいといわれている病気は理解しておきたいところです。

一般的にゴールデンレトリバーは寿命が12年前後といわれています。
というのも大型犬に属しているゴールデンレトリバーですが、大型犬は平均寿命が短い傾向となっています。

その理由は大型犬は股関節や心臓などに生活の中で負担がかかっていくことが多いだけでなく、基礎代謝が常に高くなっています。
そのため体に受けているダメージは、小型犬以上に大きくなっているためといわれています。
ゴールデンレトリバーは耳が垂れた状態となる外耳炎などといった耳の病気を発症しやすいだけでなく、皮膚が弱いためアトピー性皮膚炎などの皮膚病を発症しやすくなっています。

また命に関わっていく病気もかかりやすく、特に胃捻転は要注意となっています。
胃というのは日常生活の何らかの原因でねじれていく急性の病気となっています。
この病気は短い時間で死に至ることありますので、食後すぐに運動しないようにしたり一気食いを極力控えるように予防していきましょう。

股関節形成不全はかかりやすい病気

そんなゴールデンレトリバーを飼育する中で、最もかかりやすい病気として、股関節形成不全などがあります。
股関節形成不全というのは股関節の形をレントゲンなどでみると異常となっている病気です。

ゴールデンレトリバーだと生後4ヶ月あたりから、徐々に症状が現れていきます。
これがひどくなっていくと股関節形成不全によって足を歩く時にひきずっていくように歩いていったり、腰を多く左右に振りながら歩いていくといった症状を見ることができます。
遺伝的要因も股関節形成不全は強くなっていますが、肥満だけでなく過度の運動などでも発症してしまいます。

ゴールデンレトリバーの健康をまもる

健康維持のための対策として、ゴールデンレトリバーは毎日適度に散歩や運動をさせてあげましょう。
1日2回程度、時間も30分から1時間程度がいいでしょう。

しかしゴールデンレトリバーの年齢が高齢になると、極力時間を減らしていくようにしなければなりません。
子犬であれば体がまだ完全にできておらず、怪我をする時期も多いです。
長期間は散歩しないようにして、柔らかい砂場で歩くようにしましょう。

そして毎日の餌にも気を配っていきましょう。
ゴールデンレトリバーは肥満によって股関節形成不全などを引き起こしてしまうため、常に人間と同じように健康な食事を提供するようにしましょう。
肥満を常に防いでいくことが大切となりますので、過剰に餌やりをしないようにしなければなりません。

老化のサイン

老犬のサインを見逃さないように

誰だって歳を取ります。
犬だって、いつかは高齢期がやってきます。

かわいい子犬もやがては老犬となります。
老犬のサインを見逃さないように、病気にかかる可能性や老化症状が出る可能性を下げるためにも、守ってあげましょう。

一般的に小型犬や中型犬は7歳から8歳。
大型犬は5歳から6歳で老犬と呼ばれます。

それまでできていたことがだんだんとできなくなってきます。
老化を感じて、愛犬も飼い主もふと寂しい思いをするかもしれませんが、老化のサインを見つけたら少しでも良い高齢期を送れるようサポートしてあげることが飼い主の役目です。

まず「普段はできることが出来なくなってくる」「動きが鈍くなる」というのは一般的なサインです。
また、最も特徴的だといえるのは「睡眠が変化したとき」です。

たとえば、一日中寝ているようなら老化のサインです。
生活の中では、耳が遠いと感じたり、周囲へ興味が薄れるなどのサインもあります。
睡眠中にはすぐに目覚めてしまったり、朝起きるのが早いなど人間によく似たサインも現れます。

老犬度のチェック

寝ている間に起こしてもなかなか反応しない、起きても反応が薄い、こういった症状は高齢期の証拠。
また、来客や人の気配があっても吠えないというのも年老いたサインです。

犬は音や気配に敏感です。
騒がしい音や気配などにはすぐに吠えて、寝ていても目をあけて確認するでしょう。

そういった機敏な行動ができないのは、老犬特有です。
昼夜が逆転し、徘徊したり泣き続けたりするのは痴呆の症状の1つですので、特に注意が必要です。

ペットのアンチエイジング

老化を遅らせてあげる、これは無理な問題かもしれません。
人でさえアンチエイジングは難しいですから、やろうと思えば手間暇もかかりますし専用の用具を揃えたり、何度も検査をしたりと愛犬との楽しい生活を過ごすことはできません。

10歳の愛犬といえば余命もあと5年ほどしか残っていない。
5年なんて、あっという間です。
アンチエイジングばかりにこだわっていては、残りの5年を後悔してしまうような過ごし方になってしまうかもしれません。

出来るだけ、老犬との生活は「依然と変わらぬ生活が送れるように」と意識してあげてください。
愛犬は飼い主に気を使っていますし、自分が年老いていくのもわかっています。

負担ではない、愛犬と過ごせて幸せだという気持ちを常に感じさせてあげましょう。
そして、年齢や症状に合わせて老犬のための介護をしてあげると良いでしょう。

老犬とは

犬の年齢の計算方法

犬が10才以上になると一般的には「高齢犬」「シニア犬」「老犬」と呼ばれます。
呼び方は自由ですが、分かりやすく老犬と呼ばれることが多いでしょう。

犬は3才で成人を越しています。
生まれてから人間で言う「3才」は人間としての「28歳」くらいまで成長しているのです。
そこから、犬は1年で人間としての4年分歳を取っていきます。

たとえば生まれてから7年目は人間で言う44才。
体力的には徐々に衰えていく時期であり、行動にも老化のサインが見られます。

一昔前までは犬の寿命は10年だといわれていました。
これも時代の進歩から、平均寿命は15年にまで伸びました。

人間で言えば77才。
完全に、高齢者だといえます。

ドッグフードは品質向上し、飼育環境もより暮らしやすいものに変化しました。
だからこそ寿命が伸びたわけですが、問題は「犬にも人間と同じ老化現象がある」ということ。
老化による機能衰退もあれば、認知症らしき行動も見られます。

老犬食に変えるタイミング

病気は、早期に発見することで死に至るケースが減ります。x
ドッグフードは品質が向上したといいましたが、やはり質の悪いものもあります。

老犬には老犬に良い食が一番です。
ドッグフードの場合は、10歳以上に向けた老犬食、シニア食といったものがはんばいされています。

通常、犬は7歳を超えると運動量が減ります。
これは、筋肉量の低下も1つの原因です。
エネルギー代謝率が減り、根本的な基礎代謝が減るのです。

1日に必要なエネルギー量が減りますから当然、食事量も減ります。
若い時同じカロリーを、若い時と同じだけ摂取していれば余分なカロリーは脂肪となり蓄積され、肥満となります。
肥満になってしまうとガンになる可能性が高くなるので、やはり老犬には老犬食が必要なのです。

通常シニア食に変える場合は、通常のフードから徐々に切り替えていきます。
ストレスを与えないように少しずつシニア食を混ぜていき、最終的には老犬食で犬の種類と大きさに合わせた適正量を与えましょう。

老犬ホームや犬の保険を利用しよう

犬が健康な時には1年に1度。
7歳を超えたら1年に2度は健康診断が必要です。

7歳を超えて何の病気も発病せず元気に老犬生活を送っている場合、少しずつ「老化現象」が現れるかもしれません。
たとえば認知症。
ふらふらと夜中にさまよっていたり、食べこぼしが多い、食事の場所がわかっていないなどの症状があれば、老犬ホームの利用も考えましょう。

また、万が一の病気に備えて犬の保険を利用すると良いでしょう。
ペット保険は医療費や治療費の負担を減らしてくれます。
7歳を超えるとかかりやすい病気の種類も増えますしかかる率も高くなります。

治療費が不安だという方は多いでしょう。
老人ホームやペット保険を活用し、生涯、快適生活を送れるよう、守ってあげましょう。

癌の予防方法

犬のガンを予防する方法

d4e0d4e2c14f6f5cecc2b3ed80924edb_s犬も人と同じようにガンになる可能性があります。
「どうして我が家の犬がガンになってしまったのか」
これは、飼い主であるかたが不思議に思って当然のこと。

ですが、生活している中でなんらかの原因があり、また先天性な要因があったのかもしれません。
ガンになってから嘆くのでは遅い。
後悔しないためにも、飼い主としてきちんとガンの予防をしてあげることが大切です。

犬のガン予防方法といえば、不妊手術をすること。
卵巣や子宮、精巣を摘出することによってガンを未然に防ぐことができます。

そして、肥満にならないよう食生活に気を使ってあげること。
動物種によるガンの予防方法もあります。

汚染物質はできるだけ避けましょう。
人間でも避けておきたいものばかりですが、アスベストや殺虫剤、除草剤、灯油など。
生活の中で仕方がないかもしれませんが、直射日光や受動喫煙もガンの原因です。

必ず犬用に作られたバランスの良い食事を心がけましょう。
飼い主と愛犬との絆を深めて、ストレス対策、精神的なケアも大切です。

1年に1度の定期検診を受けることで、ガンの早期発見が可能です。
また、ガンになりそうな生活習慣ではないか?
獣医師から適切なアドバイスを受けるきっかけともなります。

ガンを早期発見するための健康予防

健康予防プログラムによる犬のガン予防検診によって、早期発見に近い段階から治療を始められる、またはガンを予防することができるようになっています。
7歳までには年に1度、8歳以上は年に1度の検査が必要で、検査には様々な方法があります。

まず身体検査から尿・便の検査。
心電図や血圧、レントゲン検査、ホルモン測定や腫瘍マーカー、CTなどの検査があります。

こういった検査は必ず1年に1度受けましょう。
ガンだけではなく、他の病気も早期発見に繋がります。

ガンは比較的に遺伝性によって起こります。
遺伝的に、ガンではない家系の犬を選ぶことも有効的な手段ですが、ガンにならないよう自宅で日ごろから意識しておくことが大切です。

長く生きればガンも多くなる

人は動物の中でも高齢になるとガンになりやすいと言われていますが、犬も同じです。
10才を過ぎるとほとんどの犬が、ガン予備軍だといっても過言ではありません。

獣医学は日々進歩しています。
早期発見の可能性が高くなり、予防接種も普及しているため様々な伝染病を防ぐことができるようになりました。

長く生きればそれだけ病気のリスクも高まります。
年齢に応じて、必要な病気予防と健康管理をしてあげることこそ、飼い主の義務ではないでしょうか。

治療方法

一般的な犬のガンの治療法

8027ed6093420336b5d7e3ba19c4668d_s犬のガンの治療は様々。
代表的な治療方法は3つあります。

まず根治治療と呼ばれる腫瘍を体から消滅させて、転移や再発の可能性がないよう目的とした治療です。
これは、外科手術が基本ですが悪性腫瘍でも早期治療によって根治治療が可能です。
方法としては、外科治療に加えて放射線治療、化学療法を行います。

維持治療は腫瘍を悪化させないための治療で、生活の質を維持する治療です。
すでに転移がはじまっていると行うことができません。
また、手術を実施しても取り除くことができない場合もありますし、年齢や体力、腫瘍の部位によって外科手術辞退できないこともあります。

主な方法としては、外科治療から化学療法、放射線治療を行います。
免疫療法もあり、生活から改善していくことも視野に入れています。

緩和治療は免疫療法と鎮痛剤や点滴によって治療していく方法です。
痛みや苦痛の緩和を目的としていて、悪性腫瘍が末期の段階にあるときに行います。

一般的な外科治療

外科治療は外科手術によって腫瘍を切除するというもの。
腫瘍がまだ小さい初期段階に発見し、実施することで治る可能性が高い治療法です。

取りきれないような場所にあったりすでに転移していたりしている場合は外科治療を行うことができません。
ですが、取り切ることができないほどの大きな腫瘍は、出来るだけ多くの腫瘍組織を取り除き化学療法を併用することで効果を高めます。

抗がん剤は効果があるのか?

たとえば、雑草がいっぱいの広場で雑草を刈るだけでは、すぐに雑草が生えてきて一面雑草畑になってしまいますよね。
同じように、腫瘍の増殖が進んだ状態では、手術では取り切ることができない腫瘍が多く再発や転移がすぐに起こってしまうでしょう。

そこで、まずは腫瘍を根こそぎ取り除いてそこから肉眼ではみえないリンパ管や動脈に浸透した腫瘍を取り除いていく抗がん剤治療があります。

ガン細胞はとても早く分裂し増殖します。
ほとんど、抗がん剤治療は分裂するときに効果を発揮するものです。

そこで、手術と併用して取り入れ、一定期間で何度も繰り返し抗ガン治療を行い、効果を高めることができるのです。
生涯を通して抗ガン治療を行わなければ生命を維持することができないケースもありますが、副作用もあるため飼い主の判断で行います。

抗がん剤治療の価格については、一般の治療と比べると少々高くなります。
使用されるものは人間用で体の小さい子犬に使ったとしても、1瓶にかかる費用は同じだからです。

抗がん剤は、特別な注意が必要。
1瓶数万円もするような高価な薬もあるそうです。

副作用としては骨髄に対する障害や肝障害など。
延命治療としてはとても効果があり、治る場合もありますが決して抗がん剤治療に頼り切ることが正しいことだとはいえません。